女性の更年期障害について
<症状>
更年期障害とは、女性が閉経を迎える前後約10年間に、卵巣機能の低下によりホルモンバランスが乱れ、心身に様々な症状が現れる状態です。
代表的な症状には、ほてり(ホットフラッシュ)、発汗、動悸、イライラ、気分の落ち込み、不眠、鬱症状、疲れやすさ、関節痛、肌の乾燥などがあります。
<原因>
更年期障害の主な原因は、加齢に伴う卵巣機能の低下によって女性ホルモン(エストロゲン)が減少することです。これに加えて、生活環境やストレス、性格的な要素も症状を強める原因となります。
<治療法>
当院では、症状や患者様の状態に応じて以下の治療法を行っています。
ホルモン補充療法(HRT):減少した女性ホルモンを薬剤で補う治療。内服とパッチ製剤があり、症状や状態、好みに応じて選択します。
プラセンタ療法:胎盤由来の成分を注射し、ホルモンバランスや自律神経の調整を図る治療。
漢方治療:体質や症状に合わせて漢方薬を処方し、心身の調子を整える治療。
Q&A
更年期は何歳頃に始まり、どのくらい続きますか?
一般的に45歳~55歳頃に起こり、個人差はありますが、平均で10年ほどです。
全員が更年期障害を経験しますか?
症状の強さには個人差があり、全く症状が出ない方もいます。
ホルモン補充療法の安全性は?
乳がんや子宮体がんなど定期的な検査を行い、副作用のリスクに配慮しながら安全に治療を進めます。
当院でできること(方針)
天拝坂こばやしクリニックでは、患者様一人ひとりの症状やご希望に応じて、最適な治療法を提案いたします。更年期障害は治療により十分改善可能です。お困りの症状があれば、お気軽にご相談ください。
男性の更年期障害(LOH症候群)について
<症状>
男性の更年期障害(LOH症候群)は、主に男性ホルモン(テストステロン)の低下により起こります。症状には、疲労感、意欲低下、鬱症状、発汗(ホットフラッシュ)、性欲減退、勃起不全(ED)、睡眠障害、集中力低下などがあります。
<原因>
男性更年期障害の主な原因は、加齢によるテストステロンの減少ですが、ストレスや生活習慣(運動不足、喫煙、飲酒)などが影響して症状が強く出ることもあります。
<治療法>
当院では、以下の治療を提供しています。
男性ホルモン補充療法(自費診療):不足した男性ホルモンを補充し、症状を改善します。現在国内の男性ホルモンであるテストステロン製剤の入手が困難であり海外より取り寄せております。そのため保険診療は行えず自費診療のみとなっております。
漢方治療:患者様の症状や体質に合った漢方薬を用いて心身のバランスを整えます。(こちらは保険診療可能です)
Q&A
男性にも更年期がありますか?何歳くらいからですか?
男性にも更年期障害はあり、40代以降に症状が出やすくなります。
更年期障害を治療せずに放置するとどうなりますか?
放置すると生活習慣病や抑うつ症状が悪化する可能性があります。早めの対応が重要です。
ホルモン補充療法の副作用はありますか?
前立腺がん、多血症、肝機能異常など定期検査で副作用のリスクを管理します。基本的には安全に治療を行うことができます。
当院でできること(方針)
天拝坂こばやしクリニックでは、泌尿器科専門医によるテストステロン測定や、症状に合わせた治療を行っています。症状が気になる方は、お気軽にご相談ください。
Access
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アクセス
医院名 | 天拝坂こばやしクリニック |
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院長名 | 小林 知広 |
診療科目 | 泌尿器科・美容皮膚科 |
住所 | 〒818-0134 |
福岡県太宰府市大佐野2-24-1 | |
TEL | 092-918-8338 |
FAX | 092-918-8358 |
診療時間
AM|9:00−12:30
PM|15:00−18:30
(第1・3・5水曜|13:30−17:00)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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【休診日】第2・4水曜日午後、木曜日、土曜午後、日曜日
※★第1・3・5水曜日の午後診療は13:30-17:00です。
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