血尿・尿潜血
尿が赤い(肉眼的血尿)、健診で尿潜血を指摘された(顕微鏡的血尿)場合、背景に重要な病気が隠れていることがあります。症状がなくても一度詳しく調べることが大切です。
この記事の要約
- 尿が赤い・健診で尿潜血を指摘された方は受診をおすすめします
- 血尿は膀胱がん・腎臓がん・結石などのサインのことがあります
- 痛みのない血尿はとくに注意が必要です
監修
小林知広
日本専門医機構認定 泌尿器科専門医
最終確認
2026/6/5
こんな症状はありませんか?
- 尿が赤い・茶色い
- 健診で尿潜血を指摘された
- 痛みはないが血尿が出た
- 血のかたまりが混じる
考えられる原因
血尿とは(肉眼的・顕微鏡的の違い)
目で見て分かる血尿と、検査ではじめて分かる血尿があります。
原因一覧(良性〜悪性)
膀胱炎・結石などの良性から、膀胱がん・腎臓がんなどの悪性まで幅広い原因があります。
絶対に見逃してはいけない血尿のサイン
痛みをともなわない肉眼的血尿は、がんの可能性も考えて精査が必要です。
受診の目安
次のような症状がある場合は、早めの受診をご検討ください。
- 痛みのない肉眼的血尿
- 血のかたまりが出る
- 体重減少をともなう
- 健診で繰り返し尿潜血を指摘される
当院での検査
検査の流れ
尿検査・超音波エコー・必要に応じて膀胱鏡などで原因を調べます。
よくある質問
Q. 健診で尿潜血と言われたが症状はない。受診が必要ですか?
A. 症状がなくても精査をおすすめします。原因を確認することが大切です。
Q. 痛みのない血尿は特に危険ですか?
A. 痛みのない肉眼的血尿は、がんが隠れていることもあるため早めの受診が重要です。
Q. 生理中でも検査できますか?
A. 生理中は尿に血が混じるため、可能であれば時期をずらしての検査をおすすめします。
Q. 血尿は自然に治りますか?
A. 一時的に消えても原因が残っていることがあります。自己判断せず受診してください。