陰茎海綿体注射(ICI)によるED治療
この記事の要約
- ✓血管作動薬を陰茎海綿体に直接注射し、勃起を誘発
- ✓内服薬が無効な重度EDにも高い効果が期待できる
- ✓泌尿器科専門医の指導のもと自己注射が可能
陰茎海綿体注射(ICI)とは
陰茎海綿体注射(Intracavernous Injection:ICI)は、血管作動薬(プロスタグランジンE1等)を陰茎海綿体に直接注射することで、血管を拡張させ勃起を誘発する治療法です。
ED治療薬(PDE5阻害薬)が無効な方や、神経損傷による重度EDにも高い有効性が報告されています。
治療の特徴
- 内服薬が無効な重度EDにも対応
- 注射後5〜15分で効果が発現
- 医師の指導のもと、自己注射が可能
- 脊髄損傷後、前立腺全摘術後のEDにも有効
治療の流れ
初回は院内で医師が投与し、適切な用量を調整します。安全性と手技を確認した上で、自己注射の指導を行います。
このような方におすすめ
- ED治療薬の効果が不十分な方
- 前立腺全摘術後・脊髄損傷後のED
- 糖尿病性EDで内服薬が効きにくい方
自由診療(保険適用外)に関する注記
本治療は自由診療(保険適用外)です。
費用目安(税込)
陰茎海綿体注射: 料金はお問い合わせください
主な副作用・リスク
注射部位の痛み、陰茎の血腫(内出血)、持続勃起症(プリアピズム:4時間以上の勃起が続く場合は直ちに受診が必要)、陰茎の線維化(繰り返し使用による)。
未承認薬・適応外使用について
陰茎海綿体注射に使用するプロスタグランジンE1製剤は、ED治療目的での使用は国内未承認(適応外使用)です。
入手経路
国内承認薬を適応外で使用、または医師の判断のもと個人輸入により入手しています。
国内の安全性情報
海外ではED治療として広く使用されており、米国泌尿器科学会(AUA)のガイドラインでも推奨されています。国内では日本泌尿器科学会のED診療ガイドラインにおいて、PDE5阻害薬が無効な場合の二次治療として位置づけられています。