ED TREATMENT

ED(勃起不全)治療

ED(勃起不全)には複数の治療の選択肢があります。当院では ED治療薬・レノーバ・陰茎海綿体注射・ビガー2020 の4つに対応し、適応は診察のうえで判断します。

自由診療(保険適用外)に関するご案内

当院の施術は自由診療(保険適用外)です。費用・リスク・副作用・施術回数・治療期間・承認状況・追加費用の有無を明記しています。効果には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

ABOUT ED

EDとは

ED(勃起不全 / Erectile Dysfunction)とは、満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られない、または維持できない状態を指します。

有病率は加齢とともに高まり、40代では約3人に1人、70代では約70%とされています。原因として最も多いのは、血管の機能低下による血管性EDです。

CAUSES

EDの主な原因

血管性

動脈硬化・高血圧・糖尿病などにより、陰茎へ流れ込む血液が不足して起こります。EDの原因として最も多いとされています。

神経性

骨盤内の手術や脊髄の損傷、糖尿病による神経の障害などで、勃起に関わる神経の伝達が妨げられて起こります。

ホルモン性

テストステロン(男性ホルモン)の低下などが関与して起こります。

心因性

ストレス・不安・緊張など、心理的な要因によって起こります。

COMPARISON

治療法の比較

ED治療には主に次の4つの選択肢があります。どの治療が適しているかは、診察のうえで判断します。

比較項目 ED治療薬レノーバ陰茎海綿体注射ビガー2020
効果の特徴 血管を一時的に拡張血管新生を促す(作用機序)海綿体に直接作用物理的に血液を誘導
即効性 服用15〜60分前治療後に徐々に発現5〜10分使用直後
侵襲性 内服(非侵襲)体外照射(非侵襲)自己注射(低侵襲)外部装着(非侵襲)
硝酸薬との併用 禁忌問題なし要確認問題なし
承認状況 国内承認医薬品国内未承認機器適応外使用国内承認医療機器
費用目安 院長確認後記載院長確認後記載院長確認後記載院長確認後記載

※ 費用は院長確認後に掲載します。

TREATMENTS

各治療の詳細

ED治療薬(PDE5阻害薬)

内服薬による治療

対象
血管性・心因性EDの第一選択。バイアグラ(シルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、ステンドラ(アバナフィル)。
保険適用
自由診療(保険適用外)
承認状況
国内承認医薬品(薬機法承認済み)
禁忌
硝酸薬(ニトログリセリン等)を服用中の方は絶対禁忌です。血圧低下のリスクがあります。
主なリスク・副作用
頭痛、顔面紅潮、消化不良、鼻づまり、視覚異常。まれに重篤な血圧低下。
救済制度
国内承認医薬品のため、医薬品副作用被害救済制度(PMDA)の対象となる場合があります。
費用
院長確認後記載

レノーバ(低強度体外衝撃波治療 / LI-ESWT)

RENOVA — 衝撃波によるED治療

製造元
イスラエル Direx社製のED専用 低出力体外衝撃波治療機器。
作用機序
陰茎に低出力の衝撃波(エネルギー密度 0.09 mJ/mm²)を照射し、血管内皮増殖因子(VEGF)の働きを通じて新生血管の形成と海綿体血流の回復を促すとされています。PDE5阻害薬とは異なり、血管そのものへはたらきかけるアプローチです。
対象
血管性EDが主な対象です。PDE5阻害薬で効果が不十分な方、内服薬以外の選択肢を検討したい方に検討されます。適応は診察のうえで判断します。
保険適用
自由診療(保険適用外)
承認状況
本治療に使用するRENOVAは、日本国内において薬機法上の承認を受けていません(国内未承認医療機器)。
入手経路
国内正規代理店を通じて適切に入手しています。
国内承認機器の有無
同等の効能を有する国内承認機器は、現時点で存在しません。
海外の安全性情報
海外では低強度体外衝撃波治療として複数の臨床試験が報告されています(Reisman et al. 2015 等)。EAUガイドラインでは非侵襲的治療の一つとして位置づけられています。
主なリスク・副作用
照射部位の軽度の痛み・不快感、一時的な内出血。重篤な副作用の報告は少ないとされています。効果には個人差があります。
救済制度
本治療に使用する機器は国内未承認のため、医薬品副作用被害救済制度の対象とはなりません。
費用
院長確認後記載

未承認医療機器について

本治療に使用する機器は、日本国内において薬機法上の承認を受けていません。国内承認機器は現時点で存在しません。海外では一定の臨床データが報告されています。副作用には個人差があります。本治療は医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

陰茎海綿体注射(プロスタグランジンE1自己注射)

海綿体への自己注射による治療

保険適用
自由診療(保険適用外)
使用薬剤
国内の製薬会社が製造するプロスタグランジンE1製剤を使用します(具体的な薬剤名・承認番号は院長確認後記載)。
承認状況
使用する薬剤は国内承認医薬品ですが、陰茎海綿体への自己注射は承認された用法・用量の範囲外(適応外使用)となります。
対象
PDE5阻害薬が禁忌・無効の方。硝酸薬を服用中の方にも使用できる場合があります。
主なリスク・副作用
  • 注射部位の疼痛・内出血・硬結
  • 持続勃起症(4時間以上続く場合は直ちに受診が必要です)
  • 陰茎の変形(長期間の使用による場合)
救済制度
適応外使用のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
自己注射の指導
自己注射の方法については、医師が診察時に十分な指導を行います。
費用
院長確認後記載

適応外使用について

本治療は承認された用法・用量の範囲外で使用される場合があります。そのため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

ビガー2020(陰圧式勃起補助具)

Vigor2020 — 薬剤を使わない物理的なED治療

製造販売元
株式会社A&HB
保険適用
自由診療(保険適用外)
承認状況
厚生労働省承認済みの特定管理医療機器(クラスⅡ)です。医療機器製造販売承認番号:30300BZX00279000。男性性機能障害診療ガイドライン(2025年版)に掲載されています。
対象
硝酸薬(ニトログリセリン等)を服用中でED治療薬が使えない方、PDE5阻害薬が無効・効果不十分な方、前立腺がん・直腸がんの術後のEDなど。
仕組み
陰茎をシリンダーに挿入し、手動ポンプで陰圧の状態をつくることで血液を海綿体へ導き、専用のシリコンリングで勃起を維持します。薬剤を使用しないため、全身性の副作用がほとんどありません。
主なリスク・副作用
過度な陰圧による皮膚の内出血・あざ、一時的な感覚の変化。添付文書の使用方法を遵守してください。
救済制度
国内承認医療機器のため、医療機器副作用被害救済制度(PMDA)の対象となる場合があります(医薬品副作用被害救済制度とは別の制度です)。
使用上の注意
シリコンリングの装着は30分以内とし、過度な陰圧をかけないでください。詳細は添付文書を参照してください。
診察方法
医師の診察・指導のもとで購入指示書を発行します。当日のお渡しはできません。
費用
院長確認後記載

PRICING

料金

各治療の費用(税込総額)は院長確認後に掲載します。詳しくは診察時にご案内します。

監修:院長 小林知広(泌尿器科専門医)
最終更新日:2026年5月21日

ご予約・お問い合わせ

EDの治療について、お気軽にご相談ください。適応は診察のうえで判断します。