【医師解説】ピコスポットのシミ取り経過を6ヶ月まで公開|太宰府の美容皮膚科

監修

小林知広

日本専門医機構認定 泌尿器科専門医


監修:天拝坂こばやしクリニック 院長 小林知広(泌尿器科専門医)
最終更新:2026年3月


この記事でわかること

  • ピコレーザーによるシミ取り(ピコスポット)の治療の仕組み
  • 治療後の経過(施術前・2ヶ月後・6ヶ月後)の実際の変化
  • 費用・副作用・リスクなど、受診前に知っておきたい情報
  • 太宰府・筑紫野エリアからアクセスしやすい当院の診療体制

はじめに:シミの悩みは、医師に相談できる

「鏡を見るたびに、頬のシミが気になる」
「老人性色素斑と言われたけれど、どうすればいいのかわからない」

そんな悩みを抱えながら、どこに相談すればよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。

シミ(老人性色素斑など)は、体質や加齢だけでなく、紫外線や生活習慣が関与することが知られています。そして、医療機関での治療によって、経過を辿ることができる症状でもあります。

天拝坂こばやしクリニックでは、泌尿器科・美容皮膚科を一体で提供する医療機関として、「わかりやすく、正直に伝える」ことを大切にしています。

この記事では、当院で実際に施術を受けられた患者様(同意取得済み・目元を含む個人情報部分はマスク処理)の長期経過写真をもとに、ピコスポットの治療の流れと経過を医学的に解説します。


ピコスポットとは:医師による定義

ピコスポットとは、ピコ秒(1兆分の1秒)単位のレーザーパルスを照射することで、皮膚内のメラニン色素を物理的に破砕する治療法(ピコレーザー治療)の一種です。

当院では、厚生労働省承認機器である エンライトンSR(承認番号:22800BZX00138000) を使用しています。

従来のQスイッチレーザーと比較して、パルス幅が短いことから熱ダメージを抑えやすい特性があり、炎症後色素沈着のリスク低減が期待されています。ただし、効果には個人差があり、すべての方に同様の経過が保証されるものではありません。

本治療は自由診療(保険適用外)です。医師の診察のうえで、適応を判断します。


実際の経過写真:施術前・2ヶ月後・6ヶ月後

当院で施術を受けられた患者様について、同意を得たうえで経過写真を掲載します。

掲載にあたっての注意事項
すべての写真は患者様の同意を得て掲載しています。目元など個人情報に該当する部分はマスク処理を行っています。写真は「経過の記録」として掲載するものであり、特定の効果を保証するものではありません。経過には個人差があります。


症例A:頬〜目下の広範囲な色素沈着

(画像:左から 施術前 / 2ヶ月後 / 6ヶ月後)

施術前に頬から目下にかけて広がっていた色素斑が確認できます。2ヶ月後の段階では、照射部位に一時的な色調の変化(炎症後色素沈着)が見られることがあります。6ヶ月後には、照射部位の色素が薄れ、肌全体のトーンが均一に近づいた状態が確認できます。

※経過は個人差があります。この症例が標準的な結果を示すものではありません。


症例B:頬骨周辺の大型色素斑

(画像:左から 施術前 / 2ヶ月後 / 6ヶ月後)

頬骨周辺に明確な輪郭を持つ大型の老人性色素斑が確認できます。2ヶ月後では照射部位に一時的な反応が見られます。6ヶ月後には、色素の輪郭が薄れ、肌のムラが軽減された状態が確認できます。

※経過は個人差があります。この症例が標準的な結果を示すものではありません。


症例C:頬全体に分布する多発性色素斑

(画像:左から 施術前 / 2ヶ月後 / 6ヶ月後)

頬全体に複数の色素斑が分布している症例です。2ヶ月後では炎症後色素沈着の経過が見られます。6ヶ月後には、肌全体のトーンが均一化した状態が確認できます。

※経過は個人差があります。この症例が標準的な結果を示すものではありません。


なぜ「2ヶ月後に一時的に濃くなる」ことがあるのか

ピコスポット施術後に「2ヶ月後、かえってシミが濃くなった気がする」と感じる方がいます。これは多くの場合、炎症後色素沈着(PIH: Post-Inflammatory Hyperpigmentation) と呼ばれる現象です。

レーザー照射により皮膚に軽微な炎症反応が起き、その過程でメラニン産生が一時的に亢進することがあります。この反応は皮膚の治癒過程の一部であり、多くの場合は3〜6ヶ月をかけて自然に軽快します。

日焼けや摩擦など外的刺激によって悪化することがあるため、施術後のUVケアと保湿が重要です。

施術後のセルフケアポイント

  • SPF50以上の日焼け止めを毎日使用する
  • 施術部位を強くこすらない
  • 保湿を丁寧に行う
  • 気になる変化は早めに受診する

費用・治療回数・副作用(重要事項)

本治療は自由診療(保険適用外)です。以下は2026年3月現在の料金です。

項目内容
使用機器エンライトンSR(厚生労働省承認機器)
承認番号22800BZX00138000
1スポット(4mm)3,300円(税込)
取り放題プラン77,000円〜(税込・範囲による)
治療回数1回〜複数回(症状により異なる)

副作用・起こりうるリスク(必ずお読みください)

施術後には、赤み・腫れ・熱感・かゆみ・内出血・水疱・かさぶたが生じることがあります。また、炎症後色素沈着・色素脱失・ケロイド形成などのリスクもゼロではありません。気になる症状が出た場合は、すみやかに受診してください。


ダウンタイムと日常生活への影響

  • 当日〜翌日:照射部位に赤みや軽い腫れが出ることがあります
  • 数日〜1週間程度:かさぶた(痂皮)が形成されることがあります。強くこすらないようにしてください
  • 日常生活:多くの方は通常の仕事・生活が可能ですが、個人差があります
  • メイク:施術翌日から可能な場合が多いですが、医師の指示に従ってください

よくある質問(FAQ)

Q1. 1回の施術で改善しますか?
シミの種類・深さ・範囲によっては複数回の治療が必要なケースもあります。まず診察で状態を確認してから、治療方針をお伝えします。

Q2. 痛みはありますか?
個人差がありますが、「輪ゴムでパチンと弾かれるような感覚」と表現される方が多いです。希望される場合は麻酔クリームを使用することも可能です。

Q3. 男性でも受けられますか?
はい、性別を問わずご受診いただけます。当院は泌尿器科との併設クリニックであり、男性患者様も多くいらっしゃいます。

Q4. シミの種類によって向き不向きはありますか?
はい。老人性色素斑には適応しやすい一方、肝斑(かんぱん)などの種類によっては治療方針が異なります。まずは診察でシミの種類を確認することが重要です。

Q5. 施術後の日焼けはどうすればいいですか?
施術後はUVケアが特に重要です。SPF50以上の日焼け止めを毎日使用し、直射日光への長時間露出を避けてください。


当院について(太宰府・筑紫野エリアの方へ)

天拝坂こばやしクリニックは、福岡県太宰府市に2024年10月に開院した、泌尿器科・美容皮膚科を一体で提供する医療機関です。

院長・小林知広は泌尿器科専門医として長年診療を行いながら、美容医療の研鑽も積んできました。「内側の健康と外側の自信を、同じ場所でケアできるクリニック」を理念としています。

  • 所在地:福岡県太宰府市大佐野2-24-1
  • 電話:092-918-8338
  • 駐車場:完備
  • アクセス:太宰府市・筑紫野市・大野城市・春日市から車でアクセス可

Web予約(24時間受付)https://patient.digikar-smart.jp/institutions/a356aa2e-6198-4d7f-9416-0731c1996e97/reserve


まとめ

シミは放置せず、医師に相談することで医学的な選択肢を検討できます。治療方針は症状や生活背景によって異なるため、まずは診察でご自身のシミの種類と状態を確認することをおすすめします。

当院では、過剰な治療提案は行わず、医学的根拠と経過の見通しをわかりやすくお伝えすることを大切にしています。


監修:天拝坂こばやしクリニック 院長 小林知広(泌尿器科専門医)
最終更新:2026年3月

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