【泌尿器科専門医解説】40代から始める男性ホルモン検査|テストステロン低下のサイン

監修

小林知広

日本専門医機構認定 泌尿器科専門医


40代男性で「元気がない」「やる気が出ない」と感じていませんか?男性ホルモン(テストステロン)検査の内容・費用・受けるべき症状をテストステロン治療認定医が解説。男性の悩みなら太宰府市の天拝坂こばやしクリニックへ。
対象キーワード: 男性ホルモン検査、テストステロン低下、テストステロン検査費用、男性ホルモン低下症状、40代男性ホルモン


📌 この記事の要約(忙しい方へ)

男性ホルモン(テストステロン)は40代から低下し始めます
検査は血液検査で簡単に実施でき、保険適用なら1万円以下です
「元気がない」「性欲低下」が3か月以上続くなら検査をおすすめします

この記事を読むべき人:

  • 40代以降で理由のない疲労感・意欲低下が続いている方
  • 性欲や勃起力の低下を実感している方
  • 心療内科で改善しない抑うつ症状がある方
  • 「男性ホルモンが低いかも」と不安な方

読了時間: 約8分


👨‍⚕️ 監修医師

小林 知広(こばやし ともひろ)
天拝坂こばやしクリニック 院長

保有資格:

  • 日本専門医機構認定 泌尿器科専門医
  • 日本メンズヘルス医学会認定 テストステロン治療認定医

「最近、元気がない」その原因は男性ホルモン低下かもしれません

「なんだか最近、元気が出ない」
「朝起きるのがつらい」
「仕事への意欲が湧かない」
「性欲が明らかに減った」

40代以降の男性から、このようなご相談を受けることが増えています。

多くの方は「年のせいだから仕方ない」と諦めたり、「うつ病かもしれない」と心療内科を受診されたりします。

しかし実際には、その背景に男性ホルモン(テストステロン)の低下が関係していることがあります。

男性ホルモン検査は、血液検査で簡単に実施でき、保険適用なら1万円以下(だいたい5000円前後)です。「検査を受けるべきか迷っている」という方に向けて、検査の内容・費用・受けるべき症状を解説します。


目次

  1. 男性ホルモン(テストステロン)とは
  2. 40代からテストステロンが低下する理由
  3. テストステロン低下のサイン(症状チェックリスト)
  4. LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)とは
  5. 男性ホルモン検査の内容と流れ
  6. 検査費用(保険適用・自費の違い)
  7. 検査を受けるべき人・受けなくてもいい人
  8. 検査結果の見方と基準値
  9. テストステロン補充療法について
  10. 院長の臨床実感
  11. よくある質問(FAQ)
  12. まとめ・受診の目安

男性ホルモン(テストステロン)とは

定義

テストステロンとは、精巣(睾丸)で主に産生される男性ホルモンの一種で、男性の心身機能の維持に不可欠なホルモンです。

テストステロンの役割

テストステロンは、以下のような重要な機能を担っています:

身体機能

  • 筋肉量・筋力の維持
  • 骨密度の維持
  • 体脂肪の調節
  • 赤血球の産生

精神機能

  • 意欲・やる気の維持
  • 集中力・認知機能の維持
  • 気分の安定
  • ストレス耐性

性機能

  • 性欲(リビドー)の維持
  • 勃起機能の維持
  • 精子形成

つまり、テストステロンは**「男性らしさ」を支えるホルモン**であると同時に、活力・意欲・健康を維持するために欠かせない物質です。


40代からテストステロンが低下する理由

加齢による自然な低下

テストステロン値は、20代をピークに年々低下していきます。

複数の疫学研究では、40歳以降、年間約1〜2%ずつテストステロンが低下すると報告されています。

LOH症候群の実態

日本メンズヘルス医学会による「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)診療の手引き(2022年版)」によれば、国内調査では中高年就労男性のおよそ1割が更年期障害に苦しんでいるとされています。

低下を加速させる要因

以下の要因は、テストステロン低下を加速させることが知られています:

  • 肥満(特に内臓脂肪の増加)
  • 睡眠不足(慢性的な睡眠時間の減少)
  • 過度なストレス(仕事・人間関係)
  • 運動不足
  • 過度な飲酒
  • 喫煙
  • 糖尿病メタボリックシンドローム

つまり、40代は「加齢による自然低下」と「生活習慣の乱れ」が重なり、テストステロンが急激に低下しやすい時期なのです。


テストステロン低下のサイン(症状チェックリスト)

以下の症状に3つ以上当てはまる場合、テストステロン低下の可能性があります。

身体的症状

  • ✓ 全身の疲労感・倦怠感が続く
  • ✓ 筋力が落ちた、筋肉量が減った
  • ✓ お腹周りの脂肪が増えた
  • ✓ ほてり、発汗(特に理由なく汗をかく)
  • ✓ 睡眠の質が悪い(寝つきが悪い、中途覚醒)
  • ✓ 朝の目覚めが悪い、起きられない

精神的症状

  • ✓ 元気がない、活力が低下している
  • ✓ やる気が出ない、意欲がわかない
  • ✓ 集中力が続かない
  • ✓ 不安感、イライラしやすい
  • ✓ 抑うつ気分(気分が晴れない)
  • ✓ 些細なことで落ち込みやすい

性機能症状

  • ✓ 性欲(リビドー)が明らかに低下した
  • ✓ 勃起力が弱くなった(ED症状)
  • ✓ 朝立ち(夜間勃起)が減った、または消失した

特に重要なサイン:

  • 症状が3か月以上継続している
  • 日常生活・仕事に支障をきたしている
  • 性機能症状が顕著である

これらに当てはまる場合は、検査を受けることをおすすめします。


LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)とは

定義

LOH症候群(Late-Onset Hypogonadism)とは、加齢に伴うテストステロン低下により生じる症候群で、正式には「加齢男性性腺機能低下症」と呼ばれます。

重要なポイント

日本メンズヘルス医学会「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)診療の手引き(2022年版)」では、以下の点が強調されています:

  1. LOH症候群でのテストステロン低下は必ずしも単なる加齢現象とは言えない
  2. 適切な診断と治療により、多くの方で症状改善が期待できる
  3. 国内調査では中高年就労男性のおよそ1割が更年期障害に苦しんでいる

女性の更年期障害との違い

女性の更年期障害が閉経に伴う急激なホルモン変化で起こるのに対し、男性の場合は緩やかな低下が特徴です。そのため、「年のせい」と見過ごされやすいのが問題です。


男性ホルモン検査の内容と流れ

検査方法

男性ホルモン検査は、血液検査で実施します。

測定項目

以下のホルモン値を測定します:

必須項目

  • 総テストステロン(全体のテストステロン量)
  • 遊離テストステロン(フリーテストステロン)(実際に作用する活性型テストステロン)

追加項目(必要に応じて)

  • LH(黄体形成ホルモン): テストステロン産生の司令塔
  • FSH(卵胞刺激ホルモン): 精子形成に関与
  • プロラクチン: 性欲に影響
  • SHBG(性ホルモン結合グロブリン): テストステロンと結合するタンパク質

検査のタイミング

重要: テストステロンは日内変動があります。

  • 早朝(起床時)が最も高い
  • 夕方〜夜間は低下する

そのため、午前中(7〜10時頃)の空腹時採血が推奨されています。

日本メンズヘルス医学会のガイドラインおよびEndocrine Society・EAUガイドラインでも、午前中の採血が標準とされています。

当院での検査の流れ

  1. Web予約または電話予約
  2. 問診(症状・生活習慣の確認)
  3. 血液検査(午前中・空腹時推奨)
  4. 結果説明(約1週間後)
    • テストステロン値の評価
    • LOH症候群の診断
    • 生活習慣指導または治療提案

検査費用(保険適用・自費の違い)

保険適用の場合

条件: 症状があり、医師が検査の必要性を認めた場合

費用:

  • 初診料+検査料で約3,000〜5,000円(3割負担)
  • 追加項目(LH・FSH等)、超音波検査を含めても1万円以内

自費診療の場合

対象: 症状がなく「念のため調べたい」という場合

費用:

  • 検査料のみで約8,000〜20,000円
  • 医療機関や検査内容により異なります

よくある質問

Q: 「健康診断で調べられますか?」
A: 一般的な健康診断では、男性ホルモン検査は含まれていません。希望する場合は、オプション検査として追加する必要があります。

Q: 「保険適用になるかわからない…」
A: 診察時に症状をお伝えいただければ、医師が判断します。多くの場合、症状があれば保険適用となります。


検査を受けるべき人・受けなくてもいい人

検査を強くおすすめする人

以下に当てはまる方は、検査を受けることをおすすめします:

1. 日常生活に支障をきたしている

  • 仕事のパフォーマンスが明らかに低下している
  • 朝起きられない、会社に行くのがつらい
  • 家族との関係に影響が出ている

2. 心療内科で改善しない

  • 抗うつ薬を服用しても症状が改善しない
  • 「うつ病」と診断されたが、何か違和感がある
  • 精神科に通院中だが、効果を感じない

3. 性機能症状が顕著

  • 性欲が明らかに低下した
  • ED症状がある
  • 朝立ちが消失した

4. 複数の症状が3か月以上継続

  • 疲労感・意欲低下が慢性化している
  • 生活習慣を改善しても変わらない

まだ様子見でもいい人

以下の場合は、まず生活習慣改善から始めても良いかもしれません:

  • 症状が軽度で、日常生活に大きな支障がない
  • 明らかな原因(睡眠不足・過労等)がある
  • 症状が出始めて間もない(1〜2週間程度)

ただし、「検査したい」という気持ちがあるなら、受けることをおすすめします。血液検査で客観的に評価できるため、安心材料にもなります。


検査結果の見方と基準値

日本のLOH症候群診断基準(2022年版)

日本メンズヘルス医学会「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)診療の手引き(2022年版)」では、以下の診断基準が示されています:

総テストステロン値

  • LOH症候群の基準: 250 ng/dL以下

遊離テストステロン(フリーテストステロン)値

  • LOH症候群の基準: 7.5 pg/mL以下

※総テストステロンが250 ng/dL以上でも、遊離テストステロンが7.5 pg/mL以下で症状を伴う場合、LOH症候群として治療を検討します。

重要なポイント

数値だけでは診断しません

診断には、以下の2つの条件が必要です:

  1. 症状があること(症状調査票等で評価)
  2. テストステロン値が低いこと

つまり、「数値が低いだけ」では治療対象になりません。逆に、「症状があるのに数値が正常」という場合もあります。

治療方針の柔軟性

日本のLOH症候群診療の手引き(2022年版)では、テストステロンの数値だけでなく症状や個人差を重視し、境界域の方でも総合的にテストステロン補充療法を検討するとしています。

これは、アンドロゲン受容体遺伝子にあるCAGリピートが情報伝達の効率に関係するため、同じテストステロン値でも感受性に個人差があるためです。

つまり、総合的な判断が最も重要です。


テストステロン補充療法について

検査の結果、テストステロン低下が確認され、症状が強い場合は**テストステロン補充療法(TRT)**を検討します。

補充方法

日本で保険適用されているのは注射製剤です。

  • 投与頻度: 2〜4週間に1回
  • 投与方法: 筋肉注射(臀部または肩)
  • 通院: 月に1〜2回の来院が必要

効果が期待できる症状とタイムライン

国内外のガイドラインによれば、以下の効果が報告されています:

  • 性欲・勃起機能の改善: 3週間〜
  • 意欲・活力の向上: 3〜6週間
  • 気分の改善: 3〜6週間
  • 筋力の増加: 12〜16週間
  • 骨密度の改善: 6か月以上
  • メタボリックシンドロームの改善: 数か月〜

副作用・リスク

日本のガイドラインおよびEndocrine Society Clinical Practice Guideline(2018)によれば、以下の副作用の可能性があります:

比較的頻度が高いもの

  • 多血症(赤血球増加): 定期的な血液検査でモニタリング
  • にきび: 軽度〜中等度
  • AGA(男性型脱毛症)の進行: 最も心配な副作用

注意が必要なもの

  • 前立腺肥大症の悪化
  • 睡眠時無呼吸の悪化
  • 肝機能障害(頻度は低い)

治療ができない方(禁忌)

以下の方は治療を受けられません:

  • 前立腺がん
  • 未治療の前立腺肥大症
  • 重度の多血症
  • 重度の睡眠時無呼吸症候群
  • 重度の心不全
  • 男性不妊症の治療中(テストステロン補充療法は精子形成を抑制します)

定期的なモニタリング

治療開始後は、以下を定期的に確認します:

  • テストステロン値
  • 血液検査(赤血球数、ヘマトクリット値、肝機能)
  • PSA値(前立腺特異抗原)

テストステロン治療認定医による専門管理が必須です。


院長の臨床実感

実際の診療では、以下のような方が「男性ホルモン検査をしたい」と来院されます:

  • 活力低下: 「仕事へのやる気が出ない」
  • 性機能低下: 「性欲が明らかに減った」「EDかもしれない」
  • 倦怠感: 「とにかくしんどい、疲れが取れない」

検査前によく聞かれる質問は、以下の3つです:

Q1: 「検査費用はいくらくらいかかりますか?」

A: 保険適用の場合、1万円以下です。症状があれば、多くの場合保険適用となります。

Q2: 「男性ホルモンはどのように補充するのですか?」

A: 注射です。月に1〜2回、当院に来院していただき、筋肉注射を行います。

Q3: 「副作用はありますか?」

A: 多血症や肝機能障害などが起こりえますが、頻度は高くありません。一番心配な副作用はAGA(薄毛)です。定期的な検査でモニタリングしながら安全に治療します。

実際の検査結果

検査を受けた方のうち、実際にテストステロン低値だった割合は約3割です(当院データ)。

つまり、7割の方は「正常範囲」です。しかし、検査を受けることで「数値的には問題ない」とわかり、安心される方も多くいらっしゃいます。

特に検査をおすすめしたい方

  • しんどくて日常生活に支障をきたしている人
  • 精神科に通っているが全くよくならない人

このような方は、一度検査を受けていただくことをおすすめします。

逆に、「ただ検査したいだけ」という方は、まず生活習慣の見直しから始めても良いかもしれません。

ただし、「検査を受けたい」という気持ちがあるなら、受けることに意味はあります。客観的なデータがあることで、次のステップが明確になるからです。


よくある質問(FAQ)

Q1: 男性ホルモン(テストステロン)は何歳くらいから低下しますか?

A: 一般的には20代をピークに徐々に低下し、40代以降で症状として自覚されやすくなります。ただし、個人差が大きく、生活習慣やストレスの影響も受けます。


Q2: 「やる気が出ない」「元気がない」は男性ホルモン低下が原因のことがありますか?

A: あります。慢性的な疲労感や意欲低下、性欲低下などは、LOH症候群(男性更年期)の代表的な症状の一つです。ただし、うつ病や他の疾患との鑑別が重要ですので、専門医の診察をおすすめします。


Q3: 男性ホルモン検査はどのような検査ですか?

A: 主に血液検査で総テストステロンや遊離テストステロンを測定し、必要に応じてLH・FSH・SHBGなども調べます。採血だけで完了する簡単な検査です。


Q4: 検査に適した時間帯や注意点はありますか?

A: テストステロンは早朝に高く夕方に低下するため、午前中(7〜10時頃)の空腹時採血が推奨されています。前日の深夜0時以降は絶食でお越しください。


Q5: 男性ホルモン検査の費用はどのくらいですか?

A: 症状があり保険適用となる場合は、初診料と検査を合わせて1万円以内で済むことが多く、自費では医療機関により8,000〜15,000円程度が目安です。


Q6: どのくらい低いとLOH症候群(男性更年期)と診断されますか?

A: 日本の診断基準では、総テストステロン250 ng/dL以下、または総値がそれ以上でも遊離テストステロン7.5 pg/mL以下で、症状を伴う場合にLOH症候群として治療を検討します。

ただし、数値だけでなく症状の有無が重要です。


Q7: 男性ホルモンが低いと言われたら、どんな治療をしますか?

A: まず生活習慣の見直し(運動・睡眠・食事・ストレス管理)から始めます。症状が強い場合は、**テストステロン注射などのホルモン補充療法(TRT)**を2〜4週ごとに行うのが標準的です。


Q8: テストステロン補充療法の効果はどのくらいで実感できますか?

A: 早い方では数週間で性欲や勃起機能の改善を自覚し、その後、意欲や活力が改善します。筋力・骨密度などは数か月をかけて改善すると報告されています。

具体的には:

  • 性欲・勃起機能:3週間〜
  • 意欲・活力・気分:3〜6週間
  • 筋力:12〜16週間
  • 骨密度:6か月以上

Q9: テストステロン補充療法に副作用や注意点はありますか?

A: 以下のような副作用の可能性があります:

  • 多血症(赤血球増加)
  • AGA(男性型脱毛症)の進行 ← 最も懸念される副作用
  • 前立腺肥大症の悪化
  • 睡眠時無呼吸の増悪
  • にきび

そのため、定期的な血液検査とPSA測定、診察でのチェックが必要です。当院ではテストステロン治療認定医が安全に管理します。


Q10: 検査結果が正常だった場合は、どうすればよいですか?

A: テストステロン値が正常でも症状が続く場合、以下の疾患が隠れている可能性があります:

  • うつ病・適応障害
  • 甲状腺機能低下症
  • 貧血
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 慢性疲労症候群

必要に応じて追加検査や他科紹介(心療内科・内分泌内科・呼吸器内科等)を検討します。


Q11: 筋トレをすれば男性ホルモンは増えますか?

A: 適度な筋力トレーニングは、テストステロン分泌を促進することが報告されています。

LOH症候群診療の手引き(2022年版)でも、運動療法がエビデンスに基づく治療法として紹介されています。

ただし、過度なトレーニングオーバートレーニングは逆にテストステロンを低下させることがあります。

まずは検査を受けて現状を把握し、その上で適切な運動習慣を取り入れることをおすすめします。


Q12: サプリメントで男性ホルモンは増やせますか?

A: 一部のサプリメント(亜鉛、ビタミンD等)は、テストステロン値に影響を与える可能性が示されていますが、効果は限定的です。

明らかなテストステロン低下がある場合、サプリメントだけでは不十分です。医療機関での検査・治療をおすすめします。


Q13: LOH症候群は保険適用ですか?

A: LOH症候群という病名自体は、現時点では日本の保険病名として収載されていません。

ただし、症状があり、テストステロン低値が確認された場合、「性腺機能低下症」として保険適用でテストステロン補充療法を行うことが可能です。

診察時に詳しくご説明します。


Q14: テストステロン補充療法は一生続けますか?

A: 症状や数値に応じて判断します。

  • 生活習慣改善で数値が戻る方もいます
  • 一定期間の補充後に中止できる方もいます
  • 長期的な継続が必要な方もいます

定期的な評価を行いながら、個別に判断します。


Q15: 他の病院で「年のせい」と言われましたが…

A: 「年のせい」で片付けられることもありますが、医学的に評価・治療可能な疾患です。

当院では、テストステロン治療認定医が専門的に診療しています。セカンドオピニオンとしての受診も歓迎しています。


Q16: 男性ホルモン検査は恥ずかしくないですか?

A: 血液検査のみです。特別な検査や診察はありません。採血だけで完了しますので、恥ずかしさを感じることはほとんどありません。

プライバシーにも十分配慮していますので、安心してご来院ください。


まとめ・受診の目安

  • 男性ホルモン(テストステロン)は20代がピーク、40代から症状として自覚されやすくなります
  • 検査は血液検査で簡単に実施でき、保険適用なら1万円以内です
  • 「元気がない」「やる気が出ない」「性欲低下」が3か月以上継続している場合は検査をおすすめします
  • 日本のガイドラインによる診断基準:総テストステロン250 ng/dL以下、または総値がそれ以上でも遊離テストステロン7.5 pg/mL以下
  • テストステロン補充療法は専門医による管理が必須です

次の3つに当てはまる方は受診をご検討ください

  • 症状が3か月以上続いている(元気がない・やる気が出ない・性欲低下)
  • 日常生活・仕事に支障が出ている
  • 心療内科で改善しない症状がある

「年のせい」と諦めず、まずは検査を受けてみることをおすすめします。


太宰府市・筑紫野市で男性ホルモン検査なら

天拝坂こばやしクリニックでは、テストステロン治療認定医が男性ホルモン検査・LOH症候群の診療を専門的に行っています。

アクセス

  • 太宰府市から車で約10分
  • 筑紫野市から車で約5分
  • 大野城市から車で約15分
  • 春日市から車で約15分
  • 小郡市から車で約20分

駐車場完備で通院しやすい環境です。

診療の流れ

  1. Web予約(24時間受付)
  2. 問診票記入(症状・生活習慣の確認)
  3. 診察
  4. 血液検査(午前中・空腹時推奨)
  5. 結果説明(約1週間後)
  6. 治療方針の決定(必要に応じて)

初診の方へ

  • 問診票は事前にWeb予約ページから入力可能です
  • 血液検査は基本的に初診当日に実施します
  • 結果説明は約1週間後になります
  • 午前中(7〜10時)・空腹時の来院をおすすめします(テストステロンの日内変動のため)

Web予約はこちら(24時間受付)

正規予約URL:
https://patient.digikar-smart.jp/institutions/a356aa2e-6198-4d7f-9416-0731c1996e97/reserve


監修者(完全版)

天拝坂こばやしクリニック 院長
小林 知広(こばやし ともひろ)

保有資格

  • 日本専門医機構認定 泌尿器科専門医
  • 日本メンズヘルス医学会認定 テストステロン治療認定医

経歴

  • 2009年 島根大学医学部 卒業 / 武田病院 初期研修
  • 2011年 JR大阪鉄道病院 泌尿器科
  • 2015年 獨協医科大学越谷病院泌尿器科 助教
  • 2017年 京都ルネス病院 泌尿器科・透析科 医長
  • 2024年 天拝坂こばやしクリニック 院長

受賞歴

2015年 第34回日本アンドロロジー学会学術大会 臨床部門学会賞 受賞
(論文題:非閉塞性無精子症患者980人におけるAZF遺伝子欠失の頻度とTESEでの精子採取率および精巣病理組織像の検討)

患者様へメッセージ

「恥ずかしい」「相談しにくい」と感じがちな泌尿器のお悩みやEDについて、専門医が医学的根拠に基づいて丁寧に診療します。お一人で抱え込まず、まずはお気軽にご相談ください。


参考文献

  1. 日本メンズヘルス医学会. LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症)診療の手引き(2022年版)
    https://www.mens-health.jp
  2. 男性の性腺機能低下症ガイドライン作成委員会編. 男性の性腺機能低下症ガイドライン. 日本内分泌学会+日本メンズヘルス医学会, 2022
  3. European Association of Urology. EAU Guidelines on Sexual and Reproductive Health 2025
    https://uroweb.org/guidelines/sexual-and-reproductive-health
  4. Bhasin S, et al. Testosterone Therapy in Men With Hypogonadism: An Endocrine Society Clinical Practice Guideline. J Clin Endocrinol Metab. 2018;103(5):1715-1744. PMID: 29562364
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29562364/
  5. Travison TG, et al. Harmonized Reference Ranges for Circulating Testosterone Levels in Men of Four Cohort Studies in the United States and Europe. J Clin Endocrinol Metab. 2017;102(4):1161-1173. PMID: 28324103
    https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28324103/

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最終更新: 2026年4月10日

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